現場溶接での安全対策4選
こんにちは、全国各地からご依頼をいただいております株式会社吉田溶接です!
拠点を埼玉県に置き、現場溶接・半自動溶接などの溶接工事を承っている業者です。
今回は、現場溶接で気を付けたい安全対策について紹介します。
「現場溶接での安全対策って、どうしたらいいの?」
気になった方は、ぜひご一読くださいませ。
皮膚の保護
現場溶接は工場溶接より施工環境が悪いことも多いので、安全にはより一層気を付けたいところですね。
考えられる安全対策を順番に見ていきます。
溶接作業では、皮膚の障害を負う危険性が高いです。
熱や光による日焼けは、直接的なものから、周囲の金属や壁などに反射したものによって起こる可能性もあります。
火傷は日焼けだけでなく、溶接を完了した直後の溶接材に触れたり、高温のスパッタを浴びたりすることでも起こります。
安全に溶接を行うために、革あるいは難燃性布の保護具で全身を覆うようにしましょう。
目の保護
溶接用の熱源からは強い可視光線や赤外線、紫外線が出ているため、熱源を長時間にわたり直接見ていると、目に炎症を起こします。
炎症を繰り返すと次第に悪化し、目の障害につながります。
溶接時の光から目を守るには、適度な暗さと有害光線の侵入を防ぐ遮光ガラスを取り付けた溶接面を使用しましょう。
肺の保護
アーク溶接作業中にはヒュームが発生します。
ヒュームとは、アークの熱によって溶けた金属が蒸気となったのち空気中で固まり、細かい粒子となったものです。
ヒュームを多量に吸い込むと、中毒症を起こします。
肺を保護するために、作業中の通風や換気、防じんマスクの着用などを実施しましょう。
火災・爆発事故を防ぐ
溶接作業中はスパッタの飛散に注意しましょう。
周囲にある燃えやすい油や布、ガスボンベなどに引火し、火災や爆発につながる恐れがあります。
作業環境を整え、引火の危険性のあるものは置かないようにしましょう。
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